【ご報告】沖縄振興開発金融公庫様の年次報告書「REPORT 2025」に当社事例が掲載されました

株式会社イバノです。

この度、沖縄の振興開発を金融面から支える総合政策金融機関である沖縄振興開発金融公庫(沖縄公庫)様が発行する2025年度版年次報告書(ディスクロージャー誌)「REPORT 2025」に、当社の「宮古島支店兼食肉加工場」建設プロジェクトが融資事例として掲載されましたことをご報告いたします。

このような栄誉にあずかれましたのも、ひとえに沖縄公庫様をはじめ本プロジェクトにご尽力いただいた関係者の皆様、そして日頃より当社を支えてくださるお取引先様、地域の皆様の温かいご支援の賜物と、社員一同、深く感謝しております。

 

■ 沖縄の未来を支える取り組みの一翼として

今回、当社の事例が掲載されたのは、報告書の「離島・北部地域の振興・活性化を支援」と題された章です。

沖縄公庫様が展開する「沖縄離島・北部地域振興貸付」は、過去10年間で761件、総額290億円を超える融資実績を誇り、476人もの雇用を生み出すなど、離島・北部地域の産業振興と経済活性化に大きく貢献されています。沖縄の未来を創造するこの重要な取り組みの一例として当社が選ばれたことに、深い感謝と同時に、その責任の重さに身が引き締まる思いです。

 

■ 宮古島支店開設の背景と展望

当社は、浦添市で創業し60年以上にわたり総合食品卸売業を営み、県内のリゾートホテル様等を主な取引先として、沖縄の食文化と観光産業を支えるべく歩んでまいりました。

これまで、宮古島島内のお取引先様へは本島からの船便輸送で対応しておりましたが、台風や高波などの自然災害時には船舶が欠航し、物資供給が不安定になるという長年の課題を抱えておりました。

この課題を解決し、「必要なときに、必要なものを、安心してお届けする」という使命を果たすため、沖縄公庫様からの力強いご融資、そして民間金融機関様とも協調して融資を賜り、念願であった「宮古島支店兼食肉加工場」を建設する運びとなりました。

この新施設は、HACCP認定水準の高度な衛生環境を整えた加工施設であり、島内での在庫保管も可能となります。これにより、鮮度の高い食肉食品等を迅速かつ安定した体制でお届けできるようになり、宮古島島内の物流安定化、ひいては島の基幹産業である観光産業のさらなる発展に貢献できるものと確信しております。

 

■ 結びにかえて

私たちの挑戦は、皆様のご支援あってのものです。 当社の経営理念である「食とサービスを通じてお客様と地域社会へ笑顔をお届けします」を胸に、これからも沖縄の食文化と地域経済の発展に貢献できるよう、全社一丸となって挑戦を続けてまいります。

改めまして、本プロジェクトにご尽力いただきました沖縄公庫の皆様、そして関係各位に心より御礼申し上げます。 今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。