才を徳で制御する

才を徳で制御する
人の上に立つ者には才覚より人格が問われる。

人並みはずれた才覚の持ち主であればあるほど、その才におぼれないよう、つまり、余人にはない力が誤った方向へ使われないようコントロールするものが必要になる。

それが徳であり、人格なのだ。

という解説がありますが、私は【才を】才能に奢れることなく、【徳で】謙虚な心を持って【制御する】初心忘れべからずという解釈しました。ま、まぁほとんど一緒ですけどね・・・^^;

最近見た海外のテレビドラマなんですが、大学のアメフト主力選手が問題行動を起こしても
試合に出てもらう為にもみ消される。

間違った方向で大学に守られていますが、このアメフト選手もそれをいいことに
自分勝手な問題行動を起こすという内容でした。

「才」におぼれて、「徳」がないから「制御できない」こんな風にあてはまるのかなと思いました。

最終的にはこのアメフト選手にはしっぺ返しがきたのですが、結局はそういうことなんだと思います。

ここでの「才」という言葉は時には「権力」という言葉もあてはまるかもしれません。

正しい使い方をしないと災いは自分に降り注ぐ。

この言葉には「因果応報」という意味にもつながるのかなと一人想像を膨らませていましたびっくり